総予算額はクライアント企業にとっても、システム開発業者にとっても最重要ポイントと言えます。

そもそも予算次第では、システム開発を発注することも受注することもできないからです。

しかし、あえて当サイトは先に予算額をオープンにしないことをご提案いたします。

まずやるべきことは、システム導入の必要性、何をどうしたいのか、現状からどうしたいのか、さらにそれら要望の順位を明確にすることです。

これらは専門用語でＲＦＰ（提案依頼書）といいます。ＲＦＰはシステム導入に慣れている大企業（例えば銀行や物流大手等、こうした大企業にはシステム専門の部署があります）では、自前で作成してシステム開発業者と交渉することができますが、システム導入の経験があまりない企業では自前で訴えることができません。

通常、ＲＦＰの作成はシステム開発会社が主導することになりますが、ＲＦＰ作成後に複数の業者から提案を取る、などということは現実に難しくなってしまいます。

まずＲＦＰ（提案依頼書）の作成、もしくはそれに準じるレベルのヒアリングを行い、それらの情報を基に複数の開発業者から提案を取ります。クライアント企業としての予算提示は、それからで十分だと思います。